花絃・2025-07-19
桜色のメモ用紙"
生けた花が咲わない
記憶の注ぎ方を間違えたかな
他の人は気にならないのに
君だけは返事が欲しくなる
遠い水平線を追いかけて
今は気配だけが残る
砂浜の浮き輪✈✈✈✈✈✈
君の本気じゃない可愛いねが
邪魔になる夜ってあるのかな
心ごと片寄り、近付きたい
私の欲する人は太陽の様で
光は与えてくれるけど
触れることはできないみたい
心を暖めてくれるのに
何処か近寄らせない振る舞いが
氷より冷たく根まで響く
見慣れた空をお土産に
懐かしい空に逢いに行く
一色に揃わない空瓶は
広い田舎空に似てる
イメージはカメラが残すから
耳と肌と舌で土地と触れ合って
溺れるように覚えて言語化を
指ひとつで触れても
ただ眺めるだけでも
落ち着かない心面を
不快に広がる水面を
唇噛んで隠したまま
ひと吸いの酸素を頼りに
底に揺らめく緑を見に行くの
評価は模範からいかに離れていないかを測るから
私は模範のない感想のままでいたい
垂れ咲く火薬のひとひらが
手を伸ばす程に常識破りな舞い方をするから
隣に咲く小さな嘘も守ろうと。
足りなくなったら読み返す
記憶の温め方は知ってる
これに新しい通知があれば
完璧なんだけどな
君に関してはすぐにひもじくなる
見上げた先にあると思い込んでた
此方の影に染まったお月様
'今は'ないだけだと言い聞かせたのに
心空の朔月は永遠の様な時を流す
乾いた花を君達は
まるで生きてるように扱うから
永遠に生かされてしまう
あの時の色で
あの時の傷のままで
淡雲が染めきれぬ海地
理想と幻想を繋ぐ様に
心を乗せた鉄が飛行す